ヴェールにくちづけ

俳優やら舞台やらそのあたりの感想やら妄想やら

好きなホラー漫画の話

※ネタバレ????ありです

 

 

そろそろ「毎日更新するほど人生豊かじゃないな」とひしひしと感じ始めたんだけど、今日も更新。

 

好きな漫画の話。とはいえ、紹介できるほど漫画を読まないので、キンドル開いたら読んでる最中だった漫画のことを書く。

 

死人の声をきくがよい 1 (チャンピオンREDコミックス)

死人の声をきくがよい 1 (チャンピオンREDコミックス)

 

 

現在11巻まで発売中の「死人の声をきくがよい」

多分LINEマンガか何かで読んだのが最初だったけど、面白かったのでKindle版を購入している。

私は実写のグロは本当の本当にダメで、血が出るだけで怖いのであの若手俳優盛りだくさんでおなじみライチ光クラブ映画「ライチ☆光クラブ」公式サイト 鬼才・古屋兎丸 原作コミック 待望の映画化!でさえ怖すぎて観に行けなかったほどなのだけど、漫画は大丈夫だしむしろ好きなジャンルなので(何で?)、新刊が出るとワクワクしながら読んでいる。

ストーリーはもう自分のブログなのでウィキ引用しちゃうけど、こう。

 

死んだ人間の姿を見ることが出来る少年、岸田純を主人公とし、幼馴染の幽霊少女・早川と共に奇怪な事件、人々の心の闇を描く。全体的に暗い色調で描かれたホラー漫画で、幽霊が見える少年が様々な怪異に遭遇し、そのたびに幽霊となった幼馴染の少女に助けられるというのが基本的な構成になっている。主人公は幽霊や怪生物だけでなく、人間が引き起こした事件にも巻き込まれる。

(Wikipediaより)

 

基本的には1話完結で読みやすい。かといってストーリーが全くないわけではなく、以前出てきた怪現象と再び見えたり、なんなら味方になって登場したりすると、ちょっと胸熱である。

そして不必要では?と思うほどのスプラッタ!こういうのが見たいんだよ〜〜って言いながら読んでいる。念のためもう一度言うが、私は実写のスプラッタが大大大の苦手である。

「あ、スプラッタなホラーが読みたいな」と思い立った時にぴったりくるグロさなのもそうなのだけど、なにより主人公の岸田くんが薄幸の美少年ですごくいい。幽霊が見える上に不幸ホイホイ体質で、まるでどこぞの名探偵のごとく彼の周りで霊現象が巻き起こるのだけど、彼はそれをそこまで大ごとだと思っていないあたり、すでに狂っている。そしてそんなマイペースイケメン・岸田くんといつも一緒にいる、幼馴染の幽霊早川さん。彼女も本当に可愛い!霊なので喋れず、かわいいジェスチャーで意思疎通をするのが良い。いつも岸田くんを陰ながら守ってあげるいじらしい幽霊だ。

 

 

早川さんはすでに死んでいるから、岸田くんとの展開は今まで特になかった。幼馴染としていつも一緒にいた回想シーンを見て涙することしかできないもどかしいふたりだったのだけど、その匂わせ甘酸っぱ恋愛も悪くない。

岸田くんは基本的にいろんなことに鈍感なので、かねてより彼に想いを寄せている江口さん(かわいい)のアプローチにも微妙な態度を取る。最新刊ではついにダンスパーティーで告白されるのだが、そのときの展開が「早川さんと岸田くんどうにかなんねえかな」と思ってたババア的にはすごく!よかった!是非読んで欲しい。この展開のことを語るのはめちゃくちゃストーリーを書かないといけないので。

 

次巻はなんと2/20に発売になるらしい。そろそろ紙で揃えたいと思っていたので、どこかの機会にまとめ買いしたいな。

気になった方は是非読んでください。そして私と話をしてください。

 

死人の声をきくがよい(12)今度こそみんな死ぬ! ! 編 (チャンピオンREDコミックス)